Record China 2020年4月19日(日) 10時30分
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17日、海外網は、新型コロナウイルスについて一部米メディアが「武漢の研究所から漏れ出したもの」と報じたことについて、米外交誌ナショナル・インタレストが反論する記事を掲載したと報じた。資料写真。
2020年4月17日、海外網は、新型コロナウイルスについて一部米メディアが「武漢の研究所から漏れ出したもの」と報じたことについて、米外交誌ナショナル・インタレストが反論する記事を掲載したと報じた。
記事は同誌が17日に「ノー!新型コロナウイルスは中国からやってきたバイオ兵器ではない」と題した文章を発表し、その中で「新型ウイルスが中国のウイルス実験室で生まれたものであることの証拠はない」と強調したことを伝えた。
また、同誌が「世界の専門家たちによる数カ月間の研究は、トランプ政権やその盟友、およびメディアの一部関係者に不満を抱かせているかもしれない。しかし、新型ウイルスは人工物でもないし、兵器でもない」とし、現在出回っている「ウイルスは実験室で生まれ、その後故意かどうかにかかわらず社会に拡散した」という説はすべて何ら根拠のない状態で発せられたものだと論じたことを紹介している。
さらに、オハイオ州立大学の研究も「新型ウイルスが実験室から生まれたという有力な証拠はない」ことを明らかにし、ラトガース大学の微生物学者リチャード・エブライト教授も「ウイルスのゲノムや特徴から、作られたウイルスであることを表す痕跡は何一つない」との見解を示したことも併せて報じた。
記事は、同誌が「新型ウイルス人工説は根拠が全くないにもかかわらず、それでも米軍幹部を引き付けている」とし、マーク・ミリー統合参謀本部議長が14日に「多くの証拠がウイルスは自然発生したものであることを示しているが、それでもわれわれは断定できない」とコメントしたことについて「ミリー氏は間違っている。新型ウイルスはバイオ兵器ではない」と名指しで批判したことを伝えている。(翻訳・編集/川尻)
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