エイズによる死亡者数が減少=医師は「慢性疾病ととらえるべき」―韓国メディア

Record China    2013年11月30日(土) 16時20分

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29日、人民網によると、韓国・中央日報は、かつて“不治の病”とされたエイズが、現在は慢性疾病になっていると報じた。写真は2012年12月1日、世界エイズデーに上海で行われたキャンペーン。

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2013年11月29日、人民網によると、韓国・中央日報は、かつて“不治の病”とされたエイズが、現在は慢性疾病になっていると報じた。

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世界エイズデー(12月1日)に先立ち、疾病管理本部が28日に発表した2012年の韓国国内のエイズ患者に関する調査で、死に至っていない7788人のエイズ患者のうち、60歳以上が全体の11%を占めた。また、感染してから28年間生きている患者もいるという。

ソウルのある大学病院の内科の教授は「薬が開発されたことで、治療がしやすくなっている。エイズは糖尿病や高血圧症などと同様、慢性疾病ととらえるべき」とし、「直接比較するのは難しいが、がん患者や糖尿病患者と比べても、より健康的に生活していける」としている。

世界的に見ても、エイズによる死亡者数は減少傾向にある。国連合同エイズ計画(UNAIDS)が9月に公表した報告書によると、2012年のエイズによる死者数は160万人だった。近年は2005年の230万人から2011年の170万人となるなど、年々死亡者数は減少している。(翻訳・編集/北田

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