中国外交部が国民に海外旅行の自粛を呼び掛け、中国ネット「そんな金銭的余裕はない」「中国が一番安全」

Record China    2020年4月22日(水) 16時40分

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21日、澎湃新聞は、中国外交部が国民に対して海外旅行の自粛を呼び掛けたと伝えた。これに対し、中国のネットユーザーからさまざまなコメントが寄せられた。写真は仁川国際空港。

2020年4月21日、澎湃新聞によると、中国外交部が国民に対して海外旅行の自粛を呼び掛けた。

記事は、世界保健機関(WHO)のデータを基に、「新型コロナウイルスの感染は世界200以上の国・地域で確認されており、中国以外の感染者数は200万人を越え、死者数も10万人以上に上る」と紹介。「多くの国が厳格な入国制限や隔離措置を行っており、国際線も大幅に減少している」と指摘した。

こうした状況を踏まえて中国外交部は、「海外旅行や海外に滞在することによる感染リスクをよく考慮するように」「国内にいる中国人は海外旅行へは出掛けないようにし、海外にいる中国人も出国しないように」と注意を呼び掛けている。

これに対し、中国のネットユーザーからは「安心してくれ。そんな金銭的余裕はない」「注意喚起をありがとう。でも、財布見て(海外旅行は)やめることにしました」などのコメントが寄せられた。厳しい外出制限を行った中国では、多くの人の経済状況が悪化しているようだ。

また、「今海外に行く勇気のある人なんているの?」「国内旅行だってまだ恐いのに、海外に行く人なんているのか?」「今海外に行く人はただの愚か者」「今は中国が一番安全」などの意見もあり、注意喚起されるまでもないとのコメントが多数だった。(翻訳・編集/山中)

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