2013年11月27日、香港が生んだカンフースターの故ブルース・リーが73歳の誕生日を迎え、俳優ユン・ワー（元華）らが記念館設立を訴える活動をスタートさせた。星島日報が伝えた。

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1973年に32歳の若さで他界したブルース・リーは、1940年11月27日生まれ。もし存命であれば、今年で73歳を迎える。彼の誕生日に当たる27日、香港にブルース記念館を設立するための署名活動「全球簽署興建李小龍紀念館」の決起大会が行われ、ブルースのスタントも務めた俳優ユン・ワー、ジャッキー・チェンの育ての親としても知られる映画プロデューサーのン・シーユン（呉思遠）氏らが出席した。

この活動は、香港だけでなく世界のブルースファンに署名を求め、5年以内の記念館設立を目指して、香港政府に働きかけを行うもの。かつてブルースのスタントも務め、彼に見込まれハリウッドデビューの準備も進めていたというユン・ワーは「ブルースの精神を後世に伝えていきたい」とコメント。ン・シーユン氏は、「香港のアイコン的存在であるブルースの功績を称えるのが、自分たちの務め」と語っている。

ブルース記念館については、2010年に旧居を利用しての設立計画が発表されたが、後に頓挫したことが明らかに。新たな候補地として、この日の決起大会が行われ、ブルースもよく通っていたというホテル＆レストラン「龍華酒店」や、啓徳（カイタック）国際空港の跡地などが挙がっている。（翻訳・編集/Mathilda）