WHO事務局長「台湾批判」に抗議したAARON、中国ネットユーザーの攻撃にSNSで回答

Record China    2020年4月12日(日) 12時0分

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WHOのテドロス事務局長が台湾から人種差別的な攻撃を受けたと主張した問題で、同氏に抗議の声を上げた台湾の俳優で歌手のAARONが、中国のネットユーザーからの批判に対し、SNS上で改めて発言している。

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世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が台湾から人種差別的な攻撃を受けたと主張した問題で、同氏に抗議の声を上げた台湾の俳優で歌手のAARON(アーロン/炎亞綸)が、中国のネットユーザーからの批判に対し、SNS上で改めて発言している。

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WHOのテドロス事務局長は今月8日、ジュネーブで行われた記者会見で、「3カ月にわたって台湾から人種差別的な攻撃を受けている」と表明した。これに対し、台湾の蔡英文(ツァイ・インウェン)総統と外交部は何の根拠もないと否定したほか、台湾当局では中国の情報工作の可能性も示している。

この問題について、俳優で歌手のAARONは9日、フェイスブック上に、テドロス事務局長を激しく非難する英文のメッセージを投稿。しかし、これを見た中国の一部のネットユーザーから、「台湾独立支持派は排除すべき」と中国での活動封殺を求める声が上がり、攻撃的なコメントが多数寄せられていた。

こうした世間の反応に対し、AARONは中国版ツイッターウェイボーを通じて、テドロス事務局長への抗議に至った4つの問題点を説明。「人種差別は許さない」「国際会議で個人的な不満を表明してはならない」「世界の対立をあおってはならない」「いかなる攻撃も存在してはならない」という観点から声を上げたことを語り、医療現場で忙しく働く人々のためにも、視線をそらすことなく世界が手を携えて闘わなければならないことを強調している。(Mathilda

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