2013年11月25日、中国新聞網は、安重根（アン・ジュングン）記念碑設置に関する複数の華字メディアの報道を紹介した。

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米華字紙・世界日報は、朴槿恵（パク・クネ）大統領の記念碑設置要請に中国側が応じたことを「日本の痛みを突くものだ」とした上で、「中韓を協力させた引き金となったのは、安倍内閣の『暴走的な右傾化』だ」と指摘した。

香港誌・亜洲週刊は、「伊藤博文暗殺後、死刑に処せられたことで、安重根は韓国で抗日運動の精神的シンボルに祭り上げられた」とし、「安の話題が再び注目を集めはじめた」と伝えている。

亜州週刊はまた、台風30号の被害を受けたフィリピン支援のため、米国が空母や揚陸艦を、日本は護衛艦3隻と自衛隊員1000人を派遣したことを例に挙げ、「日本は米国の政策に協力し、南シナ海で中国を抑圧しようとしている」と指摘。そうした行動が中国・韓国・ロシアとせめぎ合う東シナ海にも影響を与えるとした上で、「日本が東シナ海で孤立していることに気づいていないのが問題だ」と強調した。（翻訳・編集/NY）