習近平国家主席は8日夜、南アフリカのラマポーザ大統領、トルコのエルドアン大統領とそれぞれ電話会談しました。

　ラマポーザ大統領との電話会談で、習主席は「中国で新型肺炎の感染が発生した後、南アフリカ政府と社会各界が様々な形で中国への慰問の意と支持を伝えてくれた。『同志プラス兄弟』は両国と両党の特別な友好関係の印である。中国は南アフリカが感染の予防・抑制に払った努力を支持し、必要に応じて引き続きできる限りの援助を提供し、経験を分かち合い、医療衛生分野での協力を強化したい」と述べました。

　ラマポーザ大統領はこれを受け、「中国は力強い措置を果敢に講じて、感染拡大をくい止め、他の国に手本を示し、有益な参考を提供している。中国の長期にわたる支持、特に目下の困難な時期に南アフリカやアフリカ諸国に提供した支援に感謝したい。私たちにとって、こうした支援は自信を強めてくれて、非常に重要である」と示しました。

　また、エルドアン大統領との電話会談では、習主席は「現在、新型コロナウイルスの感染が全世界に広がり、トルコも厳しい挑戦に直面している。私は中国政府と中国人民を代表してトルコ政府と国民に心からの慰問の意と揺るぎない支持を伝えたい。中国人民は艱難に満ちた努力を経て、ようやく最も困難な時期を乗り越え、生産と生活の秩序はスピードアップして回復している。我々は医療防疫物資の生産能力を重視し、世界にできる限りの物資保障を提供していく。トルコの需要に応じて支援を提供し、またトルコの中国での医療物資の買い付けに協力と便利を提供したい」と述べました。

　エルドアン大統領はこれに対して、「中国人民は努力を経て感染拡大の抑制に勝利し、世界に手本を示した。中国の支持に感謝し、貿易や金融、航空などの分野での実務協力を強化したい」と示しました。（提供/CRI）