新型コロナ流行が人類の火星進出を後押し?―中国紙

Record China    2020年4月7日(火) 20時40分

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7日、中国紙・環球時報によると、パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症について、米航空宇宙局の専門家が「別の星へのゼロ汚染上陸を学ぶのに生かせる」との考えを示した。写真は火星の資料画像。

2020年4月7日、中国紙・環球時報によると、パンデミックとなった新型コロナウイルス感染症について、米航空宇宙局(NASA)の専門家が「別の星へのゼロ汚染上陸を学ぶのに生かせる」との考えを示した。

記事は米CNNの6日の報道を引用。「将来、米国航空宇宙局(NASA)の火星探査車『パーサビアランス』が現地で岩石や鉱物、土壌のサンプルを収集する見通し」とし、「宇宙飛行士は地球の細菌を火星に持ち込みたくないと考えている。細菌が火星の環境を汚染し、サンプルの検査測定に誤差を生じさせる恐れがあるためだ。それゆえサンプル採取と隔離保存には慎重さが求められる」とした上で、「現在の感染封じ込めの経験は宇宙飛行士の訓練に役立つ」と説明した。

記事はその例として、打ち上げ前の十分な消毒や宇宙飛行士が身に着ける防護服などに言及。ただ、NASAの専門家は「新型コロナウイルスの予防・抑制措置に比べると、火星での防護はより厳格なものになるはず」と指摘したという。(翻訳・編集/野谷

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