北京の大気汚染に立ち上がる住民たち、「自分たちでできるやり方」で対抗―香港紙

Record China    2013年11月25日(月) 7時0分

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20日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、深刻な大気汚染に悩む北京の住民たちが行っている一風変わった対策を紹介した。写真はPM2.5用マスク。

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2013年11月20日、香港のサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙は、深刻な大気汚染に悩む北京の住民たちが行っている一風変わった対策を紹介した。23日付で中国・参考消息網が伝えた。

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数週間前、オランダ人デザイナーのダン・ルーセガーデさんは、「空の掃除機(スカイ・バキューム)」という装置を開発したというニュースが話題になった。この装置は空気中の汚染された微粒子を吸い込んで清浄化するというもの。

北京市に暮らす英国人アーティストのマット・ホープさんは、さらに変わった装置を発明した。彼はイケアから買ってきた商品に、ゴミ捨て場から拾ってきたガラクタを加えて、空気清浄器付き自転車を作った。ペダルを漕ぐと小型発電機が起動し、空気清浄システムによって浄化された空気がヘルメットに送り込まれるというものだ。

北京市中心部から車で1時間の場所に住む唐振平(タン・ジェンピン)さんは、汚染源に対抗し、風力発電で動く自動車を発明した。この車にはソーラーパネルも設置されており、最高時速は145キロメートルに達するという。製作費はわずか9800元(約16万3000円)だ。

ルーセガーデさんは、14年のうちに彼の開発した装置を北京市内の公園に設置し、この公園を「北京で空気が最もきれいな公園にするのが夢だ」と話している。(翻訳・編集/本郷)

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