「台湾国旗」騒動の女性歌手チャン・シュエン、北京ライブの延期を正式発表―台湾

Record China    2013年11月15日(金) 18時40分

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14日、国旗を巡るトラブルに遭遇した台湾の女性歌手チャン・シュエンが、来月開催予定だった北京コンサートを延期すると正式に発表した。写真はチャン・シュエン。

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2013年11月14日、国旗を巡るトラブルに遭遇した台湾の女性歌手チャン・シュエン(張懸)が、来月開催予定だった北京コンサートを延期すると正式発表した。台湾の日刊紙・聯合報が伝えた。

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台湾のシンガー・ソングライターのチャン・シュエンは今月2日、イギリスでソロライブを開催。この時、客席から渡された台湾国旗をステージ上で広げたが、中国籍の観客からブーイングが起こった。これが中国および台湾のインターネット上で話題になり、論争を巻き起こした。

14日、チャン・シュエンのマネジャーがフェイスブック上で、来月30日に予定していた北京ライブを延期すると正式発表。理由について「ステージのクオリティーと、観客の安全問題を憂慮したもの」と説明している。また、うわさされていた中国側からの圧力については否定した。過去に中国で数々の音楽イベントに出演してきたが、今回が初ソロコンサートだった。それだけにチケットを購入した中国のファンからは「残念」との声が聞かれる。

この報道を受けて、中国のネット上ではさまざまな反応が見られる。チャン・シュエンの行動を支持する人からは、「(英ライブのブーイングについて)敏感に反応しすぎだ」「ただの旗であって、ナイフや凶器じゃない」などの声が上がった。不支持の人々からは、「金もうけしたければ政治を語るな」「典型的な台湾人のやり方だな。以前は物質上の優越感に浸ってたが、中国に追い付かれると、今度は『文化レベルが高い』『民主的だ』ってことをひけらかし始める」などの意見が聞かれている。(翻訳・編集/Mathilda

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