「孔子や伝説の帝王は実在したのか?」、曹操の子孫をDNA研究した復旦大学が研究対象に挙げる―中国

Record China    2013年11月13日(水) 19時43分

拡大

12日、上海の復旦大学の研究グループが三国志の武将・曹操の子孫をDNA検査で確認したことを発表したが、それに続く研究対象として孔子や中国古代の帝王の名を挙げた。写真は北京市東長安街の孔子のブロンズ立像。

(1 / 2 枚)

2013年11月12日、京華時報によれば、11日、上海復旦大学の研究グループが三国志に出てくる武将・曹操の子孫をDNA検査で確認したことを発表したが、今度はそれに続く研究対象として儒教の祖・孔子や、中国古代の伝説の帝王たちの名を挙げた。

その他の写真

復旦大学歴史学部教授で中国魏晋南北朝史学会副会長の韓昇(ハン・ション)氏は、曹操のDNA研究は世界で初めて現代の子孫の確認に至り、遺伝学や歴史学などの関連学問も含め、多くの新たな成果が得られたと話した。

研究グループは今後さらに大きな課題に取り組む計画で、「中華民族形成の歴史」、「中華一族の歴史」、「歴史的人物」の三つのテーマを掲げている。特に歴史的人物として孔子とその子孫のほか、堯(ぎょう)、舜(しゅん)、禹(う)、黄帝、炎帝といった伝説の帝王の名を挙げている。こうした人物たちが実在したのか否かが明らかになることは、中国の政治史にも大きな進展が得られるだろうとしている。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携