中国外交部報道官2人がネットで「攻撃」受ける―中国メディア

Record China    2020年3月18日(水) 14時20分

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16日、観察者網は、中国外交部の報道官2人が近頃ネット上で「攻撃」を受けたと報じた。

2020年3月16日、観察者網は、中国外交部の報道官2人が近頃ネット上で「攻撃」を受けたと報じた。

記事は、同部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官が15日にTwitter上で人民日報がSNSアカウントに掲載した動画を転載したと紹介。動画はイタリア・ローマの空に中国の国歌が鳴り響き、中国への感謝を声高に叫ぶ人が現地にいることを伝える内容だとした。

そのうえで、中国のネット上では「イタリアの外相が華報道官の書き込みについて、虚偽情報だと非難した」との情報が拡散したと説明。もともとはイタリアのネットメディアが発した「ローマ上空に中国国歌が流れたという動画は偽物。イタリアの外務省や外相はそのことを知っているはずだ」という情報であり、「中国国内の誰かが、情報を故意に捻じ曲げて翻訳し、SNS上に拡散したのだ」と解説している。

また、新人報道官である趙立堅(ジャオ・リージエン)氏も「攻撃」のターゲットとなっており、Twitter上で趙報道官に対するデマが拡散した後に「趙立堅」という名前の偽アカウントが作られ、「こちらが本人使用アカウント。数十万人のフォロワーがいる既存アカウントは、スタッフがやっている」などと称する事態が発生したと紹介。その後、偽アカウントはTwitter運営者から凍結されたと伝えた。(翻訳・編集/川尻

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