2013年11月8日、韓国の女子サッカー選手に対し「男性では？」との疑惑が持ち上がっている。

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渦中にいるのは女性実業団チーム・ソウル市庁のパク・ウンソン（朴恩善）選手。10月19日の懇談会の際に、パク選手が所属するソウル市庁以外の実業団6チームの監督からこの疑惑が提議され、11月1日には「パク選手をリーグ戦に出場させないようにすることで各チームの監督たちが合意した」とする文書が、韓国女子サッカー連盟に提出された。

パク選手が所属するソウル市庁のソ・ジョンホ監督は、「他チームの監督の陰謀だ。パクが活躍し、チームの成績も上がったからこのような話が出たのだろう。彼らは今ごろになって『冗談だ』と言い訳をしているが、冗談ではすまない」と怒りをあらわにする。

パク選手は自身のフェイスブックに「胸が痛む、恥ずかしい」と書き込み、「性別検査を受けたのは1度や2度ではない」と明かしている。

このニュースは中国でも大きな注目を集めた。「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトにはパク選手に同情するコメントが寄せられている。以下は、寄せられたコメントの一部。

「ほかの女子選手と変わらない」

「こんなふうに人のことを言う必要があるのか？」

「彼女は若い時にも検査を受けているのだろう？もういいじゃないか」

「男性と同じように練習して、さらに大きい胸や長い髪まで求められるのか？」

「シーズン20ゴールも決めなければ、たとえもっとたくましくても彼女にこんな指摘はなかったんじゃないかな」

「外見が女らしくないからといって性別を疑うのか？こういう女性はたくさんいるだろう。彼ら（監督）は証拠でもあるのか？」（翻訳・編集/北田）