在日中国人の「代理購入」ターゲットは、粉ミルクからマスクへ―中国メディア

Record China    2013年11月6日(水) 15時55分

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5日、中国新聞網は、「在日中国人の“代理購入”ブーム、ターゲットが粉ミルクからマスクへ」と題する記事を掲載した。写真は今年1月の北京。

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2013年11月5日、中国新聞網は、「在日中国人の“代理購入”ブーム、ターゲットが粉ミルクからマスクへ」と題する記事を掲載した。以下はその概要。

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日本に暮らす中国人の陳江(チェン・ジアン)さんは、粉ミルクブランドの明治が中国本土市場から撤退するというニュースを聞くや、ドラッグストアに押しかけ粉ミルクを買い込み、河北省の友人に送った。

中国国内の親戚や友人の代わりに粉ミルクを購入し郵送する―。在日中国人の間では「日常の光景」だ。陳さんが粉ミルクの「代理購入」を始めて5年になる。

「友人たちの頼みは断りきれない。以前は購入制限がなかったので一度に10缶ほど買い込み、依頼があるたびに中国国内に送っていた」と陳さん。最近は多くのドラッグストアが粉ミルクの購入制限を打ち出したため、買いだめが難しくなった。

陳さんは、以前は「好意」から無償で代理購入を行っていた。しかし購入制限により手間がかかるようになったことと知人の勧めもあり、実費のほかにいくらかの「お礼」を受け取るようになった。とはいえ人民元から日本円に両替する際の手数料を除くと「もうけといっても、1缶あたり100円ちょっとだね」と話す。

現在、祖国が深刻な大気汚染に見舞われていることから、PM2.5対策用のN95マスクが代理購入の新たなターゲットになっている。日本のドラッグストアでは今のところマスクに対する購入制限はかけられていない。しかし買いだめする人が増えるようになると、粉ミルクと同じ状況になりかねないだろう。(翻訳・編集/NY)

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