ウイルスに「共同して立ち向かおう」=横国大名誉教授・村田忠禧氏

CRI online    2020年3月4日(水) 2時0分

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横浜国立大学名誉教授の村田忠禧氏が2日、「世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かおう」と題する文章をCRIに寄稿し、感染症の予防・抑制において中国が収めた成果を肯定したうえで、世界は中国の成果と教訓を踏まえ、人類共通の敵であるウイルスに共同で立ち向かうべきであると強く呼...

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横浜国立大学名誉教授の村田忠禧氏が2日、「世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かおう」と題する文章をCRIに寄稿し、感染症の予防・抑制において中国が収めた成果を肯定したうえで、世界は中国の成果と教訓を踏まえ、人類共通の敵であるウイルスに共同で立ち向かうべきであると強く呼びかけました。

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 村田氏は、習近平国家主席率いる中国政府が実施した、武漢市の都市封鎖と国を挙げての支援、武漢市を除く湖北省の 16の市・州と19 の省を結びつける1対1のペアリング(対口)支援の展開、短期間での2か所の専門病院の建設などの措置を取り上げて、「素早く、集中的で強力な対応が感染拡大を防ぐうえで大いに役立った」と評価しました。

建設中の雷神山病院

ピーク時に48か所に達した臨時病院の一か所

 人類にとって未知のものである新型コロナウイルスへの認識について、村田氏は「新生事物の認識は一挙に実現できるわけではなく、多くの実践の積み重ねを通して実現されるのが一般的である」と指摘したうえで、「(中国は)危機意識をしっかり持つとともに、この難局を必ず乗り切ることができる、という自信が共有できているから、着実に、力強くウイルスとの戦いを展開でき、一定の成果を収めることができた」と示しました。

 また、「ウイルスに国境はない。世界経済に深刻な影響を及ぼすものとの懸念から、株式市場も連日下落している。中国との連携を阻もうとする『デカップリング(分断)』政策が有害であり、不可能であることを新型コロナウイルスが立証している」と指摘し、世界はコロナウイルスとの戦いに共同して立ち向かうべきであると強く訴えました。

治療室に向かう医療従事者(写真:新華社)

 村田氏は、人類は今まさに新型コロナウイルスとの「戦争」状態にあると述べ、「最初の主戦場」である中国が「新型コロナウイルスは制御可能」という事実を世界に示すことができれば、人々は恐怖におののくことなく、冷静に、科学的にこの脅威に立ち向かうことができるだろうとの期待を示しました。さらに、「中国の『成果』は数千人に及ぶ犠牲のうえに成り立っていることを忘れてはならない」と強調し、「中国の成果と教訓」を全世界に公開し、共有することの大切さを指摘しました。

(王小燕)

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