2020年3月1日、環球網によると、新型コロナウイルスの感染状況について、韓国の専門家が最悪の場合「韓国の人口の40％が感染する」との予測を示した。

記事は、韓国・聯合ニュースの報道として、野党の未来統合党が28日に実施したウイルス感染に関する座談会で、同党議員が「ウイルス感染拡大が首都圏で生じうるのか」などと質問した際に、ソウル大学病院感染内科のチェ・ピョンギュン教授が「予測は難しい」とした上で、「もし3月までに感染拡大を食い止められなければ、最悪の場合、全国の40％の人が感染する可能性があり、今年いっぱいまで感染が続いた場合の用意をしなければならない」と述べた。

韓国では先月26日に国内の新型ウイルス感染者が1000人を超えてから、わずか3日で3000人を突破するなど急速に感染者が増えている。中央防疫対策本部の発表によると、1日午前9時現在で累計の感染者は3526人となっており、死者数は18人に上っている。（翻訳・編集/川尻）