「メイド・イン・チャイナよ、さようなら!」、米五輪ユニホームは米国製に―米メディア

Record China    2013年11月1日(金) 15時49分

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29日、2012年のロンドン五輪で米国選手団が着用したユニホームが中国製だったことから、ソチ五輪では米国選手の公式ウェアはすべて米国製になるという。写真は2012年のユニフォーム。

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2013年10月29日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)によると、2012年のロンドン五輪で米国選手団が着用したユニホームが中国製だったことを受けて、ソチ五輪では公式ウェアのすべてが米国製になる。31日付で中国・参考消息が伝えた。

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米国選手団のユニホームのデザインを手がける米有名ブランドのラルフ・ローレンは、2012年の過ちを繰り返さぬよう決意。米西部の牧場主からペンシルバニア州の羊毛紡績工場まで、関連会社40数社と提携し、今月29日にはソチ五輪の閉幕式で着用するユニホームの発表にこぎつけた。

2010年のバンクーバー五輪男子フィギュアスケートの金メダリスト、エヴァン・ライサチェクは、「アスリートにとって、ユニホームはみなさんが考える以上に大切なもの。辛い練習に耐え、プライベートを犠牲にして頑張ってきた選手たちは、五輪のユニホームを着ることで初めて『自分の夢が実現した』と実感できる」と話す。

ラルフ・ローレン社のデビッド・ローレン副社長は、「公式ウェアのすべてを米国製にするのは容易なことではない」と語る。多くの米国企業が協力を申し出たが、誠意を示す企業はごくわずか。このため、同社は協力してくれるパートナーを探しに米国内を東奔西走。選手が着用するセーターを製作するため、オレゴン州の牧場から大量の羊毛を買い付け、同牧場の経営難を救う結果になったという。(翻訳・編集/本郷)

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