天安門の車両突進、専門家は「自殺テロの可能性大」=当局は捜査対象者を8人に拡大―中国

Record China    2013年10月30日(水) 12時20分

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29日、中国・北京市の天安門前で起きた車両突進について、ウイグル族と密接な関係があると米華字ニュースサイトが伝えた。写真は北京市の天安門。

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2013年10月29日、中国・北京市の天安門前で起きた車両突進について、ウイグル族と密接な関係があると米華字ニュースサイト・多維新聞が伝えた。

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28日正午ごろ、天安門前の路上で1台の自動車が通行人に突進。車は金水橋の柵に激突し、出火後に爆発。これにより5人が死亡し、日本人男性1人を含む38人が負傷した。

北京市当局は2人のウイグル族の情報提供を呼び掛けていたが、29日には捜査対象者を8人にまで拡大。9人との情報もある。さらに、車のナンバーは5枚が捜査の対象となっている。一部のメディアは中国共産党内部の情報として、「偶発的な事故ではなく、自殺テロが行われた事件だ」と報道している。

当局が公表した車のナンバーは、いずれも新疆ウイグル自治区のナンバー。一方、香港紙・東方日報によると、北京の宿泊施設に対し出された通知では、容疑者は9人で、うち8人がウイグル族とみられている。報道では、中国政府の反テロ専門家が「今回の案件は自殺テロの可能性が高い。事前に準備が行われていたと思われ、東トルキスタンの中国からの独立を目指すイスラム主義組織『東トルキスタンイスラム運動』が関わっていると思われる」と指摘しているという。(翻訳・編集/内山)

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