2013年10月28日、米華字ニュースサイト・多維新聞は、北京の天安門前で起きた車両の突進事故で、危うくひかれそうになった人の証言を紹介し、事故が偶発的なものではないと報道した。

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中国では来月11日に中国共産党第18期中央委員会第3回全体会議が開かれる予定。そんな重要な時期に中国を象徴する天安門で車両の突進事故が発生した。この事故で現在までに5人の死者と38人の負傷者が確認され、外国人観光客の死傷者も出ている。現場に居合わせ、危うくひかれそうになった人は「車は私のすぐ横を通り、天安門の人だかりに突進していった。私は逃げ惑う人の中にいたから分かる。これは飲酒運転や偶発的な事故ではない」と語っている。

事故現場は国内外の観光客が集まる人気スポットで、観光客や警察官なども車両の突進に巻き込まれ跳ね飛ばされた。このほか、香港メディアは、中国当局が報道を規制し、香港の記者6人の身柄を短時間ではあるが拘束したと伝えている。（翻訳・編集/内山）