Record China 2013年10月29日(火) 11時58分
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29日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版によると、28日に北京市の天安門前で起きた自動車事故で、北京市公安局は事件に関係しているとみられる新疆ウイグル自治区出身の人物の捜索を始めた。
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2013年10月29日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版によると、28日に北京市の天安門前で起きた自動車事故で、北京市公安局は事件に関係しているとみられる新疆ウイグル自治区出身の人物の捜索を始めた。
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28日正午ごろ、北京市天安門前の路上で1台のジープが通行人に向かって突進後、金水橋の柵に激突して出火し爆発。この事故でジープに乗っていた3人を含む5人が死亡、邦人を含む38人がけがをした。
北京市公安局は事故後、すぐに事件に関係しているとみられる2人の新疆ウイグル自治区出身の容疑者およびその車両の捜索を始めた。公安局は市内のホテルに通知を出し、10月1日以降に入居した宿泊客と、駐車場に停車した車を調べるよう指示した。
捜査の指揮を執る北京市公安局の傅政華(フー・ジョンホア)局長は、類似の事件を防ぐために「仲間を捕え、全貌を暴く」としている。北京市公安局は全力でウイグル人に対する捜査を行っており、今後、多くの人が警察に拘束されるとみられる。
これに対し、ウイグル人に影響のあるウェブサイト上では「実際に事件を起こした犯人の身分や職業、民族背景や動機などが確認されていない段階で、北京市公安局はウイグル人を容疑者だと断定している」と警察の捜査に疑問を呈し、「ウイグル人はぬれぎぬを着せられている。中央政府はウイグル人に対する高圧的な政策の“口実”にしようとしている」と主張している。(翻訳・編集/北田)
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