2013年10月28日、米紙ウォール・ストリート・ジャーナルによると、北京市天安門前の路上で1台の自動車が通行人をなぎ倒し出火した事故で、事故を起こした車両は当初メディアが伝えていたジープではなく、SUV（スポーツ・ユーティリティ・ビークル）だったという。

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28日正午ごろ、北京市天安門前の路上で1台の自動車が多数の通行人をなぎ倒した後、金水橋の柵に激突して出火し爆発。車に乗っていた3人とフィリピン人観光客1人、中国人観光客1人の合わせて5人が死亡し、邦人1人を含む38人がけがをした。車に乗っていた3人のうち、少なくとも2人がウイグル人であるとみられている。

事故後、現場はすぐに封鎖され、ネットの書き込みが削除されるなどの情報規制が敷かれているが、インターネット上にアップロードされた1枚の写真には、事故車両とみられる1台のSUVが天安門の前で炎に包まれている様子が写っていた。

事件について当局は「テロではない」としているが、ネット上では「どれだけスピードを出せば車が爆発するのだ？」「交通事故にあれほど多くの武装警察が出動するわけがない」などの声が上がったという。（翻訳・編集/北田）