新型コロナウイルス、中国で映画館再開の動きに「誰も行かない」ネット上では猛反発の声

Record China    2020年2月25日(火) 11時30分

拡大

先月末から続々と閉鎖された映画館が、間もなく再開される見込みとの情報がネット上に流れると、「密室に集まって映画を見たい人はいない」とネットユーザーの間からは猛反発が起こっている。

(1 / 2 枚)

先月末から続々と閉鎖された映画館が、間もなく再開される見込みとの情報がネット上に流れると、「密室に集まって映画を見たい人はいない」とネットユーザーの間からは猛反発が起こっている。

その他の写真

湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスの感染が広がる中、中国では映画館の閉鎖が続いているが、23日に「映画館の再開準備に関する作業について」のタイトルで中国電影発行放映協会が出した通達文書の内容がネット上に登場した。

この文書には、館内の徹底した消毒作業や、温度と湿度の調整、さらに公開する映画の本数制限など、細かい指示が書かれている。これによって、全国の映画館が早くも再開に向けて動いているのではないかと、ネット上で一気に話題となった。

これに対してネットユーザーからは、「密室に集まって映画を見たい人はいない」と猛反発の声が。「感染がまだターニングポイントを迎えていないのに、再開は危険すぎる」「政府は感染をさらに拡大させる気か」「再開してもわざわざ行く人はいない」などと、批判の声が高まっている。

中国は先月末から春節(旧正月)シーズンに入り、従来は最も映画館がにぎわう期間にもかかわらず、今年は新作映画の公開が直前に取り消され、映画館はそのまま閉鎖に入ることに。2月には国内外の新作映画28本が封切り予定だったが、いずれも延期され、新たな公開時期は未定となっている。(Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携