米国務省が新型コロナウイルスの予防・抑制を支援するため、最大1億ドルを中国やその他の国に提供すると発表したことを受け、外交部の耿爽報道官は19日のオンライン記者会見で、「関連支援が感染の予防・抑制に早期に役立てるよう期待する」と述べました。

　在中国米国大使館が8日、SNSの「微博」（ウェーボー）で明らかにしたところでは、米国務長官が中国の新型コロナウイルス対策の支援に1億ドルを拠出すると発表しました。その後、米国務省は、「中国や新型コロナウイルスの影響を受けたその他の国に直接、あるいは多国間組織を通して、最大1億ドルの資金援助を提供する」としました。

　これについて、耿報道官は「感染症対策には国境がない。米国を含む国際社会からの支援を歓迎し、それに感謝する」と述べました。

　耿報道官によりますと、米国務省は関係機関を通して、マスクや防護服、酸素濃縮器など16トンの支援物資をすでに湖北省に送り届けています。（提供/CRI）