「旅行法」で中国人観光客が激減、悲鳴上げる京畿道の観光地―韓国

Record China    2013年10月25日(金) 0時5分

拡大

23日、中国で今月から施行された「旅行法」の影響で、韓国を訪れる中国人観光客が大幅に減少。京畿道北部の観光地は大打撃を被っている。写真は韓国を訪れる中国人観光客ら。

(1 / 2 枚)

2013年10月23日、韓国・聯合ニュースによると、中国で今月から施行された「旅行法」の影響で、韓国を訪れる中国人観光客が大幅に減少し、京畿道北部の観光地は大打撃を被っている。中国新聞社が伝えた。

その他の写真

京畿道坡州市庁の統計によると、今年10月1日から21日までに同市内の観光スポットを訪れた観光客は延べ4万7997人で、1日平均2999人。前月同期の6万2957人から約24%のマイナスとなった。観光客の多くを占める中国人観光客が激減したことが原因と思われる。

今年9月に同市の非武装地帯にある第3トンネル(北朝鮮が韓国に侵入するために掘ったといわれているトンネル)を訪ねた観光客は3万9134人だったが、今月は21日間で1万633人だった。

中国の「旅行法」は格安海外ツアーの販売やショッピング・リベートの受け取り、オプショナルツアーの参加強制などを禁じている。このため、格安ツアーで集客し、ツアー客の買い物リベートやオプショナルツアーなどで利益を上げていた多くの旅行会社は、ツアー価格自体を大幅に値上げすることになった。京畿道北部の観光地はオプショナルツアーに組み込まれる場合が多いため、「旅行法」の影響をもろに受けたといえよう。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携