習近平氏が宿泊した民家、華僑が破格の値段で購入=「米中友好のための博物館に」―米メディア

Record China    2013年10月23日(水) 23時51分

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22日、AP通信は、米アイオワ州に在住の華僑が、中国の習近平国家主席が28年前に同州を訪れた際に宿泊した民家を購入したと報じた。博物館に改造し、米中友好の一助にしようと計画しているという。

2013年10月22日、新聞晨報によると、米AP通信は、アイオワ州に在住の華僑が、中国の習近平(シー・ジンピン)国家主席が28年前に同州を訪れた際に宿泊した民家を18万ドル(約1765万円)で購入したと報じた。博物館に改造し、米中友好の一助にしようと計画しているという。

民家を購入したのはアイオワ州に住む華僑・程利軍(チョン・リージュン)さん。28年前、河北省石家荘市正定県の委員会書記を務めていた習氏は、農業と牧畜業の考察のため、代表団を引き連れてアイオワ州マスカティン郡を訪問し、この民家に宿泊した。2階建てで、面積は128平方メートルあるが、すでに築47年が経過している。家主はすでに数回変わっており、習氏が宿泊した当時の家主は、この民家を売却後フロリダ州に移り住み、晩年を謳歌しているという。

程さんに民家を売却した元家主は「最初は売るつもりはなかった。不動産会社の見積もりでは14万ドル(約1370万円)だったが、最終的には28%も高い18万ドル(約1765万円)で売れた」と話している。

また、28年前の家主は「習氏が当時宿泊した部屋にはスターウォーズのポスターが貼ってあったので、もし当時のようにしたいならスターウォーズのポスターを貼った方が良いと思う」とアドバイスしている。

なお、習氏は国家副主席だった2012年2月に米国を訪問した際、時間を割いてマスカティン郡を訪れ、当時もてなしてくれた人を招き、ティータイムを設けて昔を懐かしんだという。(翻訳・編集/HA)

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