「中国人を皆殺しにすれば借金を踏み倒せる!」=男児が米トーク番組で衝撃発言―台湾メディア

Record China    2013年10月21日(月) 12時1分

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20日、米国のトーク番組で、6歳の男の子が発した「地球の反対側へ行って、中国人を皆殺しにしよう!」というコメントが物議をかもしている。

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2013年10月20日、米国のトーク番組で、6歳の男の子が発した「地球の反対側へ行って、中国人を皆殺しにしよう!」というコメントが物議をかもしている。台湾ETtodayが伝えた。

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「中国人が報復してきたらどうするか」という質問に対し、この男の子は「先に手を出す方が有利、反撃できないようにする」と語った。このシーンが中国で大きな議論を呼んでおり、ネット上には「米国の子どもが邪悪な本性を持つようになったのは、教育の失敗の結果だ」という怒りの書き込みや「子どもの言うことにムキになる必要はない」というコメントなどがみられた。

問題の発言が行われたのは、米国のトーク番組『ジミー・キンメル・ライブ!』だ。番組では「政治家のダダっ子ぶりは子ども並み」というテーマで、異なる人種の子ども4人をゲストに招き、お菓子を食べながら国家論を語ってもらうという企画だ。

司会のジミー・キンメルからの「米国は中国から1兆3000億ドルもの借金をしている。このお金をどうやって返せばいいだろう」という質問に対し、子どもたちが様々な「卓見」を披露した。1人は「高い壁を作れば、中国人はお金を取りに来られないよ」と語り、別の男の子は大きく手を振り、テーブルを叩きながら「中国人を皆殺しにすれば、お金は返さなくていい」と発言した。

男の子の衝撃発言には司会者も興味を持った様子だったが、別の女の子が不安げに「私たちが中国人をやっつけようとしたら、中国人も私たちをやっつけに来るよ!」と、双方の武力衝突に発展する可能性を指摘するも、男の子の方は「先に皆殺しにしちゃえば、僕たちをやっつけにくることはできないよ」と反論。さらに別の子どもが「すぐに中国人をやっつけちゃえば、仕返しできない!」と合いの手を入れた。

司会者は笑いを噛み殺しつつ、女の子に「誰かにお金を借りたら、返さなきゃいけない?」と尋ねると、女の子は毅然とした口調で「絶対返さない!」と言った。司会者はこれに対し「それじゃあ、君もお金を返してもらえなくなるね」と答え、討論は「借りたものをきちんと返せば、次もまた借りやすくなる」という結論で終わった。

この3分ほどのやりとりがネット上に出回ると、ある中国人ユーザーからは「冗談で人を殺すという男の子に大国意識が見て取れる。すでに役人、政治家の冷酷なやり口が身についているようだ。大物になるよ」というコメントや「中国人が一人ずつ唾を吐きかけてやれば、あの子たちを溺れ死にさせることができる」という書き込みなどがあった。また、子どもたちの歯に衣着せぬ物言いが、中国人に対するアメリカ人の本音を物語っているという指摘もあった。(翻訳・編集/岡本悠馬)

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