中国は極秘訪日を否定、迷走する日中関係、何よりも対話が必要―米華字メディア

Record China    2013年10月17日(木) 11時56分

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16日、「廊下外交」だろうが「立ち話」だろうが、例え日中関係の根本的な改善ができなくとも対話を続けることが重要だとアナリストが指摘した。資料写真。

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2013年10月16日、米華字メディア・多維新聞によると、日本の一部メディアは15日、中国外交部の高官が10月初旬に日本を極秘訪問し、尖閣問題をめぐって日本側と協議したと報じた。

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菅義偉官房長官が16日の記者会見の席でこれを認めたが、同日、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は定例記者会見で、日中両国の外交機関は意思疎通を保っているが、報じられているような事実は存在しないと否定した。

また、飯島勲内閣官房参与は7月13〜16日に北京を訪問した際に日中首脳会談の実現について中国政府関係者と話し合ったと、7月28日に長野で行った講演で明かしたが、こちらについても7月29日の中国外交部定例記者会見で洪磊(ホン・レイ)報道官は飯島参与の訪中申請があったことは認めたものの、公式な訪問ではなく、政府関係者が接触した事実もないと否定した。

アナリストは「廊下外交」だろうが「偶然出くわして立ち話」だろうが、あるいは極秘訪問だろうが、例え日中関係の根本的な改善ができなくとも、また意見が一致しなくとも、対話を続けることが重要だと指摘している。(翻訳・編集/岡田)

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