Record China 2013年10月15日(火) 17時31分
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14日、尖閣問題による日中関係悪化で中国市場での低迷が続いていた日系自動車だが、販売が急回復しつつある。一方、韓国系自動車がそのあおりを受け、販売が鈍っている。写真は韓国・現代自動車の北京工場。
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2013年10月14日、香港のニュースサイト・鳳凰網によると、尖閣諸島問題による日中関係悪化の影響で中国市場での低迷が続いていた日系自動車だが、このところこの問題が落ち着きを見せていることにより販売が回復しつつある。一方、韓国系自動車がそのあおりを受け、販売が鈍っている。
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中国市場における9月の販売台数は、トヨタが7万2100台で、前年同期比63.5%増。ホンダも前年同期比で2倍以上の販売台数となり、日産も販売実績が前年同期比83.4%増となった。ホンダは2011年9月と比べ販売台数が30%増加し、日産の販売台数は過去最高を記録。2012年から続いていた日本製品ボイコットが緩和されつつあることが明確となった。
中国の自動車市場は販売台数が10%近くも増加したが、2013年1−9月期における日系自動車の販売台数は伸び悩み、その一方で韓国の現代・起亜自動車は販売台数を25%以上伸ばしていた。しかし、日本の自動車メーカー各社が新車種を次々に発表し、販売網の充実化を図るなどの対策をとったことで、韓国の両メーカーの販売は影響を受け、9月は今年に入って初の1ケタ成長となった。
現代・起亜の両メーカーは韓国の国内市場に続いて米国、EU市場でも販売が鈍っており、さらに販売が良好だった中国市場でも日系自動車の販売回復の最も直接的かつ大きな影響を受けている。(翻訳・編集/岡田)
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