フィリピン外交部、香港議員の「雇用制限」草案に猛抗議=「香港経済に多大な貢献」―比メディア

Record China    2013年10月15日(火) 13時40分

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13日、香港の議員が提出しようと計画している「フィリピン人の雇用を制限する」ことで香港人観光客人質事件に抗議する旨の草案について、フィリピン外交部は「フィリピン人は香港の経済発展に大きく貢献してきた」と強調した。資料写真。

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2013年10月13日、フィリピンの英字紙Philippine Daily Inquirerによると、香港の議員が立法会に提出しようと計画している、「フィリピン人の雇用を制限する」ことでフィリピン政府が3年間謝罪を拒否し続けている香港人観光客人質事件に抗議する旨の草案について、フィリピン外交部は12日、「多くの香港人はこの草案に反対しており、謝罪要求と雇用制限で香港を混乱に陥れるべきではないと考えている」との声明を発表。また、「フィリピン人はこれまで、香港の経済発展に大きく貢献してきた」と強調した。14日付で環球時報が伝えた。

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香港人観光客人質事件は、2010年8月にフィリピンのマニラで発生した。香港人観光客23人が乗る観光バスを乗っ取った犯人が、警察に要求を拒否されたことをきっかけに人質を殺し始め、警察が突入して男を射殺するまでの間に8人が殺害された。警察は事件解決の過程にミスがあったことを認めたものの、フィリピン政府は被害者や遺族に対する謝罪を拒否し続けている。(翻訳・編集/北田

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