人気タレントの小S、インサイダー取引関与を否定=被告に“転落”の可能性も―台湾

Record China    2013年10月14日(月) 8時0分

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11日、台湾の女性タレントの小Sことシュー・シーディーが、家族内から噴出したスキャンダルが原因で、台北地検の参考人聴取に応じた。

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2013年10月11日、台湾の女性タレントの小Sことシュー・シーディー(徐熙[女弟])が、家族内から噴出したスキャンダルが原因で、台北地検の参考人聴取に応じた。自由時報が伝えた。

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バラエティー番組の司会者として、毒舌キャラでも人気を集める小S。彼女の夫で実業家の許雅鈞(シュー・ヤージュン)氏が株主の1人だった大手ベーカリーチェーン「胖(パン)達人」は、天然酵母・健康素材を掲げていたが、人工香料を使用していたことが後に発覚。さらに「胖達人」の親会社「基因国際公司」について、インサイダー取引があったとする疑惑がこのほど浮上した。今月2日、許雅鈞氏と、その父親・許慶祥(シュー・チンシャン)氏の自宅や会社などに台北地検が家宅捜索に入っている。許親子を含む同社関係者5人が証券取引法違反の疑いで取り調べを受けていたが、許親子はそれぞれ保釈金を納め、翌3日に保釈されている。

非公式ながら「胖達人」の宣伝塔として、小Sも商品を強力PRしてきた。さらにインサイダー取引についても、家族の行動を黙認、または手助けしていたのではないか?との疑惑が浮上。偽証罪などで、“いつでも被告側になる可能性が高い”とされる小Sは11日、台北地検の参考人聴取に応じ、地検前に姿を見せた。

事前に報道されたとおり、かなり痩せて憔悴した様子の小Sは、メディアの問いかけに対して無言。「番組では何でもペラペラしゃべるくせに!」と、報道陣の間では怒気を含んだ声が飛び交っていた。台湾メディア各社の報道によると、事情聴取で小Sは人工香料の使用について、「何も知らなかった」と主張。「自身も子供を持つ母親として、食品の安全性を重視している。事前に知っていれば決してPRしない」と語っている。

さらに夫や義父のインサイダー取引疑惑についても、「彼らの事業内容について関知しない」と、こちらも関与を否定。株式情報を誰かに流したり、夫に自分の銀行口座を使用させたりということは「一切ない」と語り、1時間半の聴取を終えている。(翻訳・編集/Mathilda

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