2013年10月12日、中国広播網は記事「学生寮の連続窃盗事件解決のため男子学生5000人の血液をDNA検査」を掲載した。

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先日、山東省・濱州学院で5000人以上の男子学生全員の血液が採取され、DNA検査が行われた。学生寮で30件以上もの窃盗事件が相次いだため、警察が実施した。大学への通知から採血完了までわずか1日の早業だったという。

しかし、学生全員のDNA検査という捜査手法にタイしてプライバシーの侵害ではないかとの声も上がっている。またDNA検査には一人あたり100元（約1610円）の費用がかかる。5000人で50万元（約803万円）ものコストが必要となるだけに、あまりにも粗暴な捜査だと批判する声もある。

ある大学生はこうこぼしている。「もし北京市で窃盗事件があったら、数千万人の市民全員のDNAを検査するんですか」、と。（翻訳・編集/KT）