何のため?ティッシュペーパーを設置するエレベーターが増加―中国

Record China    2020年2月4日(火) 11時20分

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2日、観察者網は、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国で、マンションのエレベーターにティッシュペーパーや手袋が備え付けられるケースが増えていると報じた。

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2020年2月2日、中国メディアの観察者網は、新型コロナウイルスの感染が拡大している中国で、マンションのエレベーターにティッシュペーパーや手袋が備え付けられるケースが増えていると報じた。

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記事によると、浙江省杭州市にある多くのマンションのエレベーターにティッシュペーパーが取り付けられている。エレベーター内には「押しボタン用専用ペーパー」と書かれた張り紙が掲示されており、利用者がエレベーターのボタンを押す際に細菌との接触を防ぐために用意されたものだという。

また、ペーパーが設置されたエレベーターの大部分には使用済みのペーパーを捨てるためのごみ箱も用意されているほか、「意識の高い」マンションのエレベーターでは使い捨ての手袋まで備え付けているという。

浙江省疾病コントロールセンターの専門家は、「エレベーターにティッシュペーパーを備え付ける取り組みに何ら問題はない。ペーパーを使うことで、そのままボタンを押すよりも細菌は間違いなく減るだろう」とコメントする一方、「それよりも重要なのは、できれば毎日2回はエレベーター内を消毒すること」との見解を示した。

記事は最後に、使い終わった紙をくれぐれもその辺に散らかすことなく、用意されているごみ箱に自覚的に捨てるよう呼びかけた。(翻訳・編集/川尻

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