外交官の子女130人が二重国籍、うち9割は米国籍―韓国

Record China    2013年10月10日(木) 19時35分

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10日、韓国外交部が国会外交統一委員会に所属する野党、民主党の沈載権議員に提出した資料によれば、二重国籍の外交官の子女の数は130人に達し、そのうち米国籍を持つ人が全体の90.8%を占める118人に上ることが分かった。資料写真。

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2013年10月10日、韓国外交部が国会外交統一委員会に所属する野党、民主党の沈載権議員に提出した資料によれば、二重国籍の外交官の子女の数は130人に達し、そのうち米国籍を持つ人が全体の90.8%を占める118人に上ることが分かった。韓国・東亜日報の報道をもとに環球時報が伝えた。

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米国籍を持つ118人のうち、男子は66人で女子は52人。そのほか、カナダ国籍が3人、日本国籍が2人、ブラジル国籍が2人だった。

沈議員は、「米国籍を有する外交官の子女が圧倒的多数を占める現状では、外交官が外交事務を処理する際に道徳的リスクが発生する可能性がある」として、「政府は国籍申請制度を現在の“事後申告制”から“事前許可制”に改め、外交官の子女が外国籍を取得する場合は事前に外交部長の許可を得なければならないようにすべきだ」と提案した。

韓国では先ごろ、政府高官や公職者の息子16人が韓国籍を放棄して外国籍を取得していたことが判明。兵役を逃れるためではないかとして問題になっている。(翻訳・編集/碧海)

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