専門家「新型肺炎の致死率を海外と比べると中国の医療の力がよく分かる」=ネットでは称賛の声も―中国

Record China    2020年3月1日(日) 22時10分

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29日、中国メディアの頭条新聞は、新型肺炎の致死率をめぐる中国の専門家の意見を紹介する記事を配信した。写真は中国で行われている検温。

2020年2月29日、中国メディアの頭条新聞は、ウェイボーで、新型肺炎の致死率をめぐる中国の専門家の意見を紹介する記事を配信した。

記事は、復旦大学付属華山医院感染科主任で、上海市医療救治専門家チームのチームリーダーである張文宏(ジャン・ウエンホン)氏が、メディアに対して語った内容を紹介した。

張氏は、「(新型コロナウイルスによる)致死率は中国だけを見るべきではない。患者は重い人もいれば軽い人もいて、若い人から高齢者までいる。われわれは中国と外国を比べればよい。シンガポール米国、日本の致死率を見てみれば分かる。現在、武漢以外のすべての病院の致死率と日本や韓国の致死率を比べると、1つの答えが出てくる。それは、中国の医療の力量がどれほどのものか、政府が患者を救うためにどれほどの力を投入しているかが分かるということだ」と語った。

これについて、ウェイボーユーザーからは「確かに外国よりずっと強い」「中国の重視する姿勢は他国のずっと先を行っている」「やっぱり中国にいた方が安心」「中国はなんてすごいんだ!とても誇らしい!」などのコメントが寄せられていた。

また、「武漢のデータは参考にならない。データが不正確ですぐに治療を受けられるわけではないからだ」「こういう専門家こそ敬意に値する」という声もあった。

一方で、「政府が言論面にどれだけ投入しているかがよく分かる」という意見や、「不幸をめでたいことに変えることがまた始まったな。真実の状況など全然知らないくせに」など、批判的なコメントも散見された。(翻訳・編集/山中)

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