Record China 2013年10月9日(水) 6時20分
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7日、中国では3〜5年内に国内全域をカバーした大気汚染(煙霧)が健康に与える影響を監視測定するネットワークを構築し、大気汚染のレベルおよび人間の健康への影響について変化の傾向を把握する取り組みが行われる。写真は2013年9月30日の北京市。
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2013年10月7日、中国疾病予防コントロールセンターによると、中国では3〜5年内に国内全域をカバーした大気汚染(煙霧)が健康に与える影響を監視測定するネットワークを構築し、大気汚染のレベルおよび人間の健康への影響について変化の傾向を把握する取り組みが行われる。北京青年報が8日付で伝えた。
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同センターの環境・健康関連製品安全所の徐東群(シュー・ドンチュン)副所長によると、2013年に大規模な煙霧が持続した汚染範囲は17の省・市・自治区におよんでいるが、これは国土面積の4分の1に相当し、約6億人に影響を与えていることになる。このため、国内外メディアや市民からも高い関心が集まり、習近平(シー・ジンピン)国家主席や李克強(リー・カーチアン)首相も非常に重視して重要な指示が出された。こういった背景で衛生部疾病予防コントロール局は財政部から財源を確保し、煙霧が健康に与える影響を監視測定するプロジェクトが行われることになった。
中国疾病予防コントロールセンターの説明によれば、今後3〜5年内に全国の大気汚染が健康に与える影響を監視測定するネットワークを構築し、大気汚染のレベルおよび人間の健康への影響について変化の傾向を把握。焦点を絞った予防対策や措置を講じるための拠りどころとする。今年は大気汚染(煙霧)の特徴的な汚染物質や人々への健康への影響をモニタリングし、異なる地域でのPM2.5の特徴や成分の違いを把握し、地域別に大気汚染が健康に与える影響を分析する。
具体的なモニタリング方法としては、今年は煙霧が特に発生した16の省市の43観測地点を選び、全市レベルでの環境保護、気象、人口、死因などの資料収集を含む煙霧による健康への影響を監視測定する作業を実施するという。(翻訳・編集/碧海)
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