Record China 2013年10月3日(木) 21時10分
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1日、四川省成都市の地下鉄駅構内に掲示されたある広告が「警備員をイヌ扱いしている」と問題視されている。
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2013年10月1日、華西都市報によると、先ごろ、成都市地下鉄2号線の通恵門駅構内に掲示された広告について、あるネットユーザーが「警備員をイヌ扱いしている」とコメントし、ネット上で議論が巻き起こっている。問題となっている広告は、イヌを警備員に見立てている。
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広告には、木製の門の前で座っているイヌを、人が箸でつかもうとしている様子が描かれている。「あなたが食べようとしているのは職務に忠実な警備員では?」というキャッチコピーが添えられ、食卓にのぼっているネコやイヌは拾われたり盗まれたりしたものかもしれないとし、「ネコやイヌを食べるのはやめましょう」と訴えている。
この広告にネットユーザーは「イヌと人を同列に論じるのは、人の感情をまったく顧みていない」と指摘。別のネットユーザーは「単なるたとえで、真に受ける必要はない」とするが、「自分が警備員だったら、あるいは警備員の家族だったらこれを見てどう思う?警備員たちの気持ちも少しは考えるべきだ」など、広告に対して否定的な見方が多い。
警備員を務めて5年になるという羅(ルオ)さんは「広告の目的は良いが、表現がまずい。受け入れがたいものがある」と語った。広告を作成した企業の関係者は、警備員を侮辱する意図はまったくないとし、「広告は張り出したばかりだが、電話などでの抗議が激しく、別のものへの差し替えを検討している」と話している。(翻訳・編集/岡田)
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