鎮火したはずの大森林火災、やはり再燃!―黒竜江省大興安嶺

Record China    2007年5月4日(金) 11時54分

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2007年5月3日、恐れていたことがやはりおこった。前日2日朝に鎮火宣言をした黒竜江省大興安嶺の大規模森林火災は、おりからの強風にあおられ、ふたたび勢いを取り戻した。

2007年5月3日、黒竜江省大興安嶺の大規模森林火災がふたたび勢いを取り戻したとの報道があった。前日2日早朝に鎮火宣言が出されたこの森林火災は、関係者の懸念どおり、おりからの強風でふたたび燃え出したという。

5月2日午後、消防隊は完全鎮火をめざして現場周辺に防火帯を作っていたが、強風のため燃え残りの火がふたたび勢いを取り戻した。火は東南方向の防火帯を乗り越え、燃えやすい松林に到達、大火となって広がった。

これ以上の延焼を防ぎ、貴重な森林湿地帯の自然を守るため、当局は徹夜で人工降雨を実施。これにより、大きな炎を抑えこむことができた。現在も引き続き人工降雨の消火活動中。

専門家は、人工降雨は確かに効果的な消火手段だが、それよりも現地の強風がおさまることを祈っていると述べた。(翻訳/編集本郷智子)

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