双匯集団が米食肉大手を買収、米中間では過去最大規模―中国メディア

Record China    2013年9月26日(木) 21時50分

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25日、米国の食肉大手スミスフィールド・フーズは今月24日の株主総会で投票を行い、中国の食品大手・双匯集団による買収プランを承認した。投票した株主の96%が賛成票を投じたという。写真は河南省にある双匯集団。

2013年9月25日、米国の食肉大手スミスフィールド・フーズは今月24日の株主総会で投票を行い、中国の食品大手・双匯集団による買収プランを承認した。投票した株主の96%が賛成票を投じたという。買収手続きは今月26日に完了する見込み。新華社が伝えた。

承認を受けて、双匯の持ち株会社・双匯国際持ち株有限公司が1株=34ドル(約3300円)でスミスフィールドの全株式を取得する。買収手続きが完了すると、スミスフィールドの普通株は非公開となり、スミスフィールドは双匯の全額出資子会社となって業務を継続し、ブランドも継続使用される。双匯国際は株式買収に47億ドル(約4600億円)を支払うほか、スミスフィールドの24億ドル(約2400億円)の負債も引き受け、総額71億ドル(約7000億円)を出資することになる。中国企業による米国での投資案件としては過去最大規模だ。

この買収案件が米国の利益になるかどうかをめぐり、米国議会は専門家による公聴会を開き、対米外国投資委員会(CFIUS)も2回にわたり評価作業を行った。こうした作業を経て、今月6日に同案件が承認された。(提供/人民網日本語版・翻訳/KS・編集/武藤)

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