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日本の田舎で「いくらでも無賃乗車できるではないか」と考えたことを恥じた―中国メディア

Record China    2020年1月11日(土) 12時40分

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7日、中国新聞週刊は、「日本の『後れた地域』に行ってみた」とする、コラムニスト・張豊氏による文章を掲載した。写真は五所川原駅。

2020年1月7日、中国新聞週刊は、「日本の『後れた地域』に行ってみた」とする、コラムニスト・張豊(ジャン・フォン)氏による文章を掲載した。以下はその概要。

京都市圏の人から見れば青森や秋田は「辺境の地」である。青森や秋田が属する東北地方は農業が主体で、交通系ICカードが使えないなど、その生活は都市部から後れを取っている。

青森から列車に乗って太宰治の故郷を訪れたが、道中目に飛び込んできたのはまさに農村の景色だった。川の水は清らかで、田畑はきれいに手入れがされていた。リンゴの実はすでに熟し、その重さで枝を垂れ下げていた。気ままに窓の外にカメラを向けてシャッターを押すだけで、素晴らしい風景が撮れる。

その様子はまた、私が小さいころに生活していた中国北部の農村を少し感じさせる。出稼ぎブームが起こる前は大量の労働力が田野にあり、美しい田園風景が広がる一方で、とても貧しかった。やがて大勢の人が都市に稼ぎに出かけるようになり、暮らし向きは豊かになったものの農村は河川が枯渇し、道端にはいたるところにビニール袋のごみが散乱する有様となった。美と進歩を伴わない豊かさには、実に残念な気持ちさせられる。

五所川原という小さな駅に着くと列車を乗り換える必要があった。乗り換え時間はわずか3分で、乗っていた列車が数分遅れたため、次の列車まで1時間待つことを覚悟していたのだが、なんと列車は出発せずに待っていてくれた。東京や大阪では定時運行が第一であり、1人のために待ってくれるなどということはない。日本の「現代化」が全国に完全に浸透していない部分があるとするなら、それはきっと時間の感覚だろう。

小さな駅には駅員がおらず、改札もない。利用者は乗車後に自発的に車掌からきっぷを買う。「これではいくらでも無賃乗車できるではないか」という思いが頭をよぎったが、直後にそのような考えを抱いたことを恥じた。

道中であった3人の小さな男の子たちに大きな声で「こんにちは」とあいさつされた。こちらもにこやかに「こんにちは」と返したが、東京で毎日のように出会う学校帰りの子どもたちからあいさつされたことはなかった。2日後、秋田の千秋公園でジョギングした時にも、坂道でダッシュをしていた野球少年たちから「すみません」と大きな声で謝られた。道幅が広く、決してジョギングの邪魔にはならなかったのだが、コーチからそのように指導されているのだろう。

秋田も農業が主たる産業であり、人口の減少ペースは日本の中でも上位に位置する。出会った少年たちもきっと将来「人口減」の一部になることだろう。一昨年の夏の甲子園で地元の金足農業が決勝に進んだことで、少年たちの心は大いに鼓舞された。彼らも「先輩」同様、都市の広い世界に向かっていくのだろう。(翻訳・編集/川尻

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