2013年9月24日、京華時報によると、中国で長年姿を消していたトコジラミが発生し、住宅のほか、京滬高速鉄道（北京と上海を結ぶ高速鉄道）の車内でも被害が出るなど、人びとを悩ませている。

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ある人物がインターネット上に「吸血トコジラミ」と題する動画を投稿し、さらにミニブログで「8月28日、北京発上海行きの寝台列車に吸血トコジラミが発生。朝起きるとベッドに7〜8匹いた。捕まえてつぶすと血が出た。身体には咬まれた跡があり、かゆくてたまらない」と発信した。

北京市の疾病予防コントロールセンターの曾（ズン）副主任は、動画に映っている虫は確かにトコジラミだとし、「過去2年間にも被害は報告されていたが、今年は集中している。今後、拡散または拡大していく可能性がある」としている。（翻訳・編集/北田）