米国の庇護に安んじた戦略のない日本、未来は悲観的=日中の国民性を比較―米華字メディア

Record China    2013年9月22日(日) 0時48分

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18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は「日中国民性比較、戦略のない日本の未来は悲観的」と題した記事を掲載した。写真は伊達政宗騎馬像。

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2013年9月18日、米華字ニュースサイト・多維新聞は「日中国民性比較、戦略のない日本の未来は悲観的」と題した記事を掲載した。以下はその概要。

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日本には国家戦略があるのだろうか?これについて日本の中曽根康弘元首相は、自身の著書「二十一世紀 日本の国家戦略」のなかで、「現在の日本には戦略性がない。このことは日本の未来を非常に悲観的なものにしている」と指摘。右傾化で東北アジアから孤立している現在の日本に警鐘を鳴らす内容になっている。

王毅(ワン・イー)外相はかつて駐日中国大使であった際に、日中両国の国民性について触れ、「中国人は大局観を有し、マクロ的な思考に優れている。公務員から定年退職者、タクシー運転手に至るまで、国家や世界を話題にするのが好きだが、小さな出来事や細かい習慣について討論するのは苦手だ。反対に日本人は大局的な話が得意ではなく、思考のほとんどが1つのテーマに集中しており、具体的な事物に対して真剣に取り組む」と語っている。

専門家の分析によると、第二次大戦後の日本は常に米国の庇護の下にあり、その政治方針は米国に追従したものだった。このため、国家戦略の思考力が充分に切磋琢磨されることはなかった。それは日本の右翼を見れば分かる。彼らは大局から物事を見ようとせず、ただ歴史を歪曲し、過去の侵略を否定している。これにより、日本はすでに東北アジアで孤立した存在になっているのだ。(翻訳・編集/本郷)

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