【CRI時評】イノベーションが中国発展の新エンジンと世界の新たなチャンスになる

CRI online    2019年12月28日(土) 14時45分

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 中国最大の積載能力を持つ次世代運搬ロケット長征5号が27日の夜、打ち上げに成功した。長征5号に採用されている主要な新技術は200項目を超え、新技術の割合はほぼ100%で、これは中国のイノベーションのさらなる重大な進歩だ。同じ日、北斗3号衛星測位システムの全世界へのサービス提供開...

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 中国最大の積載能力を持つ次世代運搬ロケット長征5号が27日の夜、打ち上げに成功した。長征5号に採用されている主要な新技術は200項目を超え、新技術の割合はほぼ100%で、これは中国のイノベーションのさらなる重大な進歩だ。同じ日、北斗3号衛星測位システムの全世界へのサービス提供開始から1周年に関する状況が発表された。2019年に7基のロケットで10個という高い密度で打ち上げられた北斗3号衛星測位システムの核心となる衛星配置が完成し、全世界的なサービスは新たな時代に突入した。1日の内に二つの重量感のある科学技術の成果が示されたことは、中国のイノベーションがいっそう堅実な一歩を踏み出し、正に中国の質の高い発展の新たなエンジンとなって、世界経済の成長と人類の科学技術の進歩に新たなチャンスをもたらしたことを象徴している。

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 イノベーションは中国が発展を持続する強大な動力だ。特に改革開放以来、「科学教育による国家振興戦略」から「自主的イノベーション能力の向上」へ、また「イノベーション国家の建設」から「イノベーション主導の発展戦略」へと、中国は知的財産権の保護を大いに強化し、科学研究分野の人材養成、活用とインセンティブのメカニズムを完備し、研究開発費の規模を絶えず拡大して、中国の特色ある自主的革新の道に着手し、科学技術の継続的な成果を得るための確実な保障を提供してきた。

 計画によれば、2020年、中国の長征5号ロケットは月探査、火星探査及び宇宙ステーションのミッションを集中的に実施する。中国はまた北斗3号衛星測位システムを全面的に構築する。これにより、イノベーション能力がさらに一段向上することは疑いなく、発展のエンジンは更に強靭になるだろう。自主的なイノベーションを堅持し、全世界のイノベーションネットワークに統合することで、中国は正に世界の経済成長と人類の科学技術の進歩を推進する積極的なパワーになりつつある。(CRI論説員)

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