<元首外交2019>(四)中露関係の「新時代に突入」

CRI online    2019年12月27日(金) 21時20分

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 2019年は中露国交樹立70周年に当たります。習近平国家主席とプーチン大統領は共同声明に調印し、両国関係の新しい位置づけを明らかにしながら、世界の戦略的安定を共に維持する責任を宣言しました。 2019年の中露関係について、王毅国務委員兼外交部長は「最も緊密的で、最も強固で、成熟...

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 2019年は中露国交樹立70周年に当たります。習近平国家主席とプーチン大統領は共同声明に調印し、両国関係の新しい位置づけを明らかにしながら、世界の戦略的安定を共に維持する責任を宣言しました。

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 2019年の中露関係について、王毅国務委員兼外交部長は「最も緊密的で、最も強固で、成熟かつ安定した関係だ」と評価し、「両首脳の導きの下、両国関係は必ずや新しい歴史を作り、新しいレベルへとまい進していくだろう」と期待を寄せています。

 今年4月、習主席とプーチン大統領は北京の友誼賓館で会談した際、習主席は70年の風雨を共に歩んできた中露関係について、「相互信頼の度合い、協力レベル、戦略的価値が最も高い大国関係だ」と高く評価しました。また、その会談で、プーチン大統領は習主席の母校である清華大学から名誉博士の学位を授けられました。

 その僅か1ヵ月後、習主席はロシアへの公式訪問で、プーチン大統領の母校であるサンクトペテルブルク国立大学から名誉博士の学位を授与されました。両首脳の交流は両国の人的交流や文化と教育交流の美談になっています。

 さらに、6月に両首脳がタジキスタンの首都ドシャンベで開かれたアジア信頼醸成措置会議(CICA)首脳会議に出席した際、プーチン大統領は習主席が宿泊するホテルに誕生日ケーキを持参し、習主席の66歳の誕生日を祝いました。

 さらに、年の瀬を迎えた12月初め、北京にいる習主席はプーチン大統領とテレビ電話を通じて、中露間の天然ガスパイプライン東コースの正式開通式に立ち会いました。総延長8000キロメートルに及ぶこのパイプラインは、中国9の省(自治区・直轄市)を経由し、全線開通されてから、中国の東北地方や環渤海エリア、長江デルタ地区の住民に恩恵をもたらすだろうとみられています。

 中露国交樹立70周年を迎える2019年、両国の大型プロジェクトは絶えず進展を遂げ、「一帯一路」の共同建設とユーラシア経済連合(EEU)が無事にマッチングし、宇宙航空などの協力プロジェクトも順調に進んでいます。さらに、中国語はロシアの大学入試の科目に初めて採用され、中露友好都市の数は146組に達したということです。

 世界情勢の変化が加速する中、中国とロシアはより緊密に協力し、手を取り合って人類運命共同体の構築に向け、これからも共に努力していきます。(提供/CRI

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