<元首外交2019>(三)「一つの中国」原則、国際的な共通認識へ

CRI online    2019年12月27日(金) 18時40分

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  中国とソロモン諸島は9月21日から国交を樹立することになり、また、太平洋の島国であるキリバスとも9月に16年間も断絶していた国交を回復させました。ソロモン諸島のソガバレ首相は、何度も「中華人民共和国と国交を結び、正しい歴史側、また世界の大多数の国側に立つことは、ソロモンが厳粛...

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 中国とソロモン諸島は9月21日から国交を樹立することになり、また、太平洋の島国であるキリバスとも9月に16年間も断絶していた国交を回復させました。ソロモン諸島のソガバレ首相は、何度も「中華人民共和国と国交を結び、正しい歴史側、また世界の大多数の国側に立つことは、ソロモンが厳粛な態度で行った断固とした政治的な約束である」と表明しました。また、キリバスのマアマウ大統領兼外相は、「キリバスは国の発展を実現させるためには中国のような友人が必要だと認識した」と示しました。

 これに先立って、中国はトンガ、フィジーなど太平洋の島国8カ国と国交を樹立しました。2014年と2018年、習近平主席は国交を樹立した太平洋島嶼国の指導者と2回に渡って集団会見を行いました。習主席は、その際、「国は大小を問わず一律に平等である。島国の友人たちに対して、我々は誠意と真心を持って、礼儀正しく応対する。各国が経済を発展して、国民生活を改善し、自主的かつ持続可能な発展能力をレベルアップさせていくことを支持していく。中国の援助は、魚を渡すより、魚をとる方法を教えてあげるようなものだ。島々の諸国が中国の発展の急行列車に乗車することを歓迎する」と述べました。

 2019年、同じく発展の願いを込めて訪中したのは、中央アメリカの国・エルサルバドルのブケレ大統領です。6月に大統領に就任し、12月に中国を訪問しました。2018年8月、中国とエルサルバドルが国交を樹立した後、まもなく新政権が発足し、両国関係が注目されていました。ブケレ大統領は、「両国が国交樹立してから日は浅いが、潜在力は大きいと思う。中国のような偉大な国かつ真摯な友人との関係発展は、エルサルバドルに発展のチャンスをもたらし、エルサルバドルの人々に実在的な福祉をもたらしてくれると信じている」と述べました。

 それに対し、習主席は「両国の国交樹立と外交関係の発展は、両国関係史上の大きな出来事で、双方の協力の扉が開かれた。中国はエルサルバドルと共に、互いに尊重し合い、互いに内政不干渉とする原則を踏まえて、往来を拡大させ、協力を強化して両国関係が絶えず新しい段階に入っていくことを推し進めていきたい」と示しました。

 「一つの中国」の原則を堅持するというのは、1971年の国連大会で採択された決議です。40数年間、「一つの中国」の原則は国際社会の共通認識となり、ますます多くの国が中国と共に前進することを選びました。これまでに、世界195の主権国家のうち、180余りの国々は中国と国交を樹立しました。日増しに拡大していく友人の輪は、「『一つの中国』の原則は人心が向かうところ、大勢の赴くところであり、それを阻止するものはない」ことを立証しています。(提供/CRI

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