中国人留学生、淀川での救助で携帯電話紛失=両親は電話通じず「心配だった」―中国メディア

Record China    2013年9月19日(木) 18時10分

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19日、ここ数日、大阪淀川で小学生を助けた中国人留学生厳俊さんが注目されている。19日は中国の「中秋節」で、厳さんの母親は、「体に気を付け、何事もうまくいくことを祈っている」と厳さんにメッセージを送っている。写真は厳さんの救出劇を報道する日本メディア。

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2013年9月19日、ここ数日、大阪淀川で小学生を助けた中国人留学生厳俊(イエン・ジュン)さんが注目され、「日本中が感動した」と伝えるメディアも現れるほどに。18日には大阪府警と彼のアルバイト先であるコンビニエンスストア・ローソンが感謝状を贈呈した。

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当時の心境について聞かれた厳さんは、「数分間もあれば人はおぼれてしまう。私はすぐに助けなければとの思いに突き動かされ行動した」と語っている。

厳さんのミニブログからは、彼が祖国と出身地である上海を愛し、運動や人助けが好きだということがわかる。厳さんの母親は、「息子は人助けが好きな子で、“信頼されて頼まれたら断れない”と人の頼みごとを嫌とは言えない性分」と紹介している。

危険を冒して人助けをした息子を誇りに思うと同時に、両親は厳さんをとても心配している。パソコン・メールのやり取りで携帯電話を失くしたとわかった両親は、厳さんを問い詰めて初めて濁流に飛び込み人を助けたことを知った。

19日は中国の「中秋節」だが、厳さんは男児を救助する際に携帯電話を紛失し、ここ数日はメールでしか両親と連絡が取れていないという。今年の中秋節は家族団らんの時を一緒に過ごすことはできないが、厳さんの母親は、「体に気を付け、何事もうまくいくことを祈っている」と厳さんにメッセージを送っている。(翻訳・編集/内山)

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