中国人観光客は好かれている?それとも嫌われている?―米メディア

Record China    2013年9月20日(金) 8時10分

拡大

17日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版は、「中国人観光客は好かれているのか?それとも嫌われているのか?」と題した記事を掲載した。写真は中国人観光客。

(1 / 2 枚)

2013年9月17日、米ラジオ局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)中国語版は、「中国人観光客は好かれているのか?それとも嫌われているのか?」と題した記事を掲載した。

その他の写真

国連世界観光機関の統計によると、2012年に延べ8300万人の中国人観光客が海外で1020億ドル(約10兆円)を消費し、米国人やドイツ人を抜いて、世界最大の観光消費グループとなった。しかし、中国人観光客は果たして海外で好かれているのだろうか?それとも嫌われているのだろうか?

9月の米・ワシントンには世界中から多くの観光客が訪れるが、その中にはもちろん多くの中国人観光客の姿も見られる。彼らの印象について、ドイツ人観光客は「みな楽しそうに笑っていて、何を見ても写真を撮っている」とし、豪州人観光客も「みな友好的で礼儀正しい」と話している。しかし、台湾から来た観光客は「座ってはいけない場所に座り、話したり、飲み食いしたりする。列に並ぶこともしないし、大声で話す。態度もあまり良くない」と手厳しい。

ある中国人観光客は「中国は国土が広く、十数億の人口を抱えている上、発展にも地域差がある。確かに一部の中国人観光客には素養の向上が求められるが、全体的に見れば多くの中国人観光客はマナーを守っている」と話す。

16日、米紙ニューヨーク・タイムズは、中国人観光客による数々のマナー違反行為を列挙し、彼らを「最も歓迎されない観光客」と伝えた。しかし、ワシントン市に住むリサさんは、「こうした報道は多くの白人の偏見によるもの。中国人とほかのアジア人の区別もつかないのに、中国人だけを標的にするのは不公平だ」とし、「観光客は一種の特別な存在。彼らの行動が自分たちとは相いれないものだとしても、現地の人は寛容に受け入れるべき」と語った。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携