快進撃の韓国車に「憧れと嫉妬と恨み」入り乱れる―中国

Record China    2013年9月20日(金) 6時52分

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18日、中国人の多くが韓国車に対して憧れや嫉妬、恨みなどが入り交じった複雑な思いを抱いているという。写真は2012年の北京モーターショーに出展された北京現代自動車の製品。

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2013年9月18日、中国人は韓国製の軽自動車に対して憧れや嫉妬、恨みなどが入り交じった感情を持っているという。韓国で自動車が生産されるようになったのは中国よりも遅く、1980年代以前は中国と比べて優れている点は特になかった。中国のポータルサイト・新浪(SINA)の自動車専門チャネルの報道。

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ところが1980年代になると、韓国の自動車産業は他国の技術を導入・吸収することで自主開発への道を歩み始めた。一方の中国は、合弁生産によって市場と技術を共有することから、合弁メーカーによる市場の“占領”に至り、両者はまったく異なる方向に進んでいった。

中国は改革開放政策によって世界最大の自動車市場となり、年間の生産販売台数は2000万台の規模に達した。しかし、価格帯10万元以上(約161万円)の市場を見れば、その中心にある車種には中国の自主ブランドはほぼ皆無。代わって、韓国車がシェアを伸ばしている。2012年の世界市場におけるブランド別自動車販売台数では、上位25車種中4車種が韓国系ブランドで、販売台数も合計300万台を超える。つまり、韓国車は世界的にシェアを伸ばしており、北米地区では一部韓国ブランドの販売台数が米国車や日本車を超えているほか、保守的な傾向が最も強い欧州でも日本車以上に販売攻勢を強めており、効果を上げているという。

中国車は価格面では有利な立場にあるものの、品質は安定せず、シェアも得られず、都市部の一般市民からはその存在からして認められていないばかりか、「中国車に乗ることは恥ずかしい」とさえ思われている。一方で、中国人の多くが韓国車に対しては複雑な感情を抱いているという。輸出が難しい中、「中国国内で販売を伸ばすには韓国車が著しく成長した経緯を参考にする必要がある」と、記事は伝えている。(翻訳・編集/岡田)

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