「中国人がエビを密漁して儲けている」、現地メディアが在住華人を叩く―スペイン

Record China    2013年9月19日(木) 7時30分

拡大

16日、スペインの現地メディアが「中国系住民は夜ごと浜辺でエビを捕まえて儲けている」と報じた。

(1 / 2 枚)

2013年9月16日、スペイン北部の都市・ビーゴで現地メディアが中国人のイメージを悪化させるような報道をしたと、スペインの華字メディア・西班牙欧浪網が報じた。現地でレストランを経営している中国系住民が、夜ごと浜辺でエビを捕まえているとニュースになってしまっている。中国新聞網も中国国内にこれを紹介した。

その他の写真

現地では温暖な環境から、夜になると“ネグロ”と呼ばれる大ぶりのエビが多数、エサを求めて海岸に集まってくる。懐中電灯で照らすと動かなくなるため容易に採ることができ、2〜3時間もあれば十数キロは採れるという。これを格好の食材として、地元の中華料理店の経営者や従業員らが閉店後の深夜0時頃になると捕まえに来ていたようだ。

現地在住の中国系住民によれば、エビを捕ることを規制する法規はなく、警察がそうした行為を制することもなかったが、8月下旬、いつもと同じように海辺でエビを捕まえていたところ、たまたま居合わせた地元民が「これは違法行為だ」と言い、エビを海に戻すように注意し、これをきっかけに口論となった。

口論となっているのを見た人が警察に通報し、警官が駆けつけたこともあってその場は収まったが、これがメディアの知るところとなり、「中国人が夜の浜辺でエビを捕まえている」とニュースになった。「現地の中国系住民は裕福で別荘や高級車まで所有しているが、それはまったく元手をかけず、勝手にエビを捕まえてレストランで売っているからだ」などと報じられてしまったという。(翻訳・編集/岡田)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携