2013年9月17日、日本メディアの報道によると、台風18号の影響により増水した大阪の淀川に9歳の男の子が転落。たまたま通りかかった中国人留学生の厳俊（イエン・ジュン）さんは、激流の川に飛び込み男の子を救出した。彼の勇敢な行動に、現地の警察署や日本のネットユーザーが称えているという。国際在線が伝えた。

【その他の写真】

大阪府警大淀署の発表によると、小学4年生の男の子は中学生2人と一緒に淀川の周辺で電車を撮影していた。小学生の男の子はカメラのSDカードを落とし、拾おうとした際に川に転落。そのまま下流に350mほど流された。偶然にも通りかかった中国人留学生は、岸から15mほど泳いで男の子を救出したという。

厳さんは「助けなければいけないと自然に思った」と話しており、男の子はあの時点で救出できなければ命の危険があったと同警察署が明らかにしている。

厳さんは来春大阪市立大の博士課程に進学するため、日本に来ていた。この救出劇は日本メディアも取り上げ、日本のネットでも彼を称える書き込みが寄せられた。中には、現地警察に対し、「彼を表彰するべきだ」と求める声も見られた。（翻訳・編集/内山）