1600円をケチろうとして?ルーブル美術館の偽入場券=中国人観光客の質がネットで議論に―中国

Record China    2013年9月15日(日) 16時59分

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14日、フランスのルーブル美術館において中国人観光客が偽造入場券で入場しようとする事件が8月中旬から相次いでいることに関し、中国のネットでは中国人観光客の質について議論が巻き起こっている。写真はルーヴル美術館。

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2013年9月14日、フランスのルーブル美術館において中国人観光客が偽造入場券で入場しようとする事件が8月中旬から相次いでいることに関し、中国のネットでは中国人観光客の質について議論が巻き起こっている。事件についてはすでに現地の警察が捜査を進めており、同美術館では前代未聞となる大規模な偽入場券問題に、入場チェックのシステムを強化する意向だ。広州日報が伝えた。

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ネット上では、「海外に行きルーブル美術館を訪れるような金も教養もある観光客が、たった100元(約1600円)の入場券代を惜しみ、ずるをして世界で最も有名な美術館に入ろうとするというのは不思議なことだ」という意見や、「中国人の面目は丸つぶれだ」と嘆く意見、また「個人や文化の程度が低く、お金があっても心が貧しい」という意見も見られた。さらに、偽入場券を使った旅行社を探し出し、社名を公開すべきだという意見も挙がった。一方では、偽の入場券だと知らなかった中国人観光客もおり、彼らも被害者だとする見方も。

ある旅行会社の責任者によれば、入場券代はツアー代金のほんの一部にすぎず、偽造入場券を使用したことが発覚すれば、客に対する損害賠償のほうが高くつくため、そんなリスクを冒す旅行社はないという。ただし、中国人観光客が故意に偽入場券を使用する可能性は低いものの、一部の個人旅行客がネットで偽入場券を購入した可能性は排除できないという。(翻訳・編集/中原)

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